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バランスアンプの音質調整をちょこっと [ぺるけ式FET差動バランスアンプ]

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DACばっかり触っても中々T1で低音が出てこないのでバランスアンプの方も少しだけいじってみた。



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前に作成した回路から上図の赤部分を変更した。

① デカップリング抵抗をショートする
② ①によって電源電圧が変動しセンター電圧が変わってしまうのでR23を75Ωからちょっと増やして85Ωぐらいにする
③ ダイヤモンドバッファ最終段の発熱がはやり気になるので4つの抵抗をショートする
④ 図には記載していなが大容量コンデンサにはフィルムコン0.1uFをパラで追加する



①は本来L,Rチャンネルできちんと電源を分けたいなら入れておいた方がいいような気がするが、
前回ぺるけ式アンプを作った時に音のくすみがちょこっと減ったので今回も取ってみた。
本当はQ21の後にでっかいコンデンサを一個置いて、そこからLch,Rch分けてさらにその先に
コンデンサを置いたほうがいいような気がするがスペースの関係上ちょっとむずかしいのでやめた。

②は①でデカップリング抵抗を外したおかげで電源電圧がもう少し高くなったのでその分センター電圧
もちょっと上げる改造。電源電圧18.5Vに対してQ3,Q4のベース電圧が10V以上になっていてバランスが
悪いと音がちょっとキツイ感じがしていたが真中付近に持って行くと落ち着いた。

③は蓋を閉めたまま長時間運用すると発熱するQ7,Q8の近くに配置しているC1とかC2が結構熱を
持ってしまいコンデンサの寿命が著しく悪くなっていたのでQ7,Q8等に流していたアイドル電流を
最大限減らした。本当はQ7,Q8は前段のQ3,Q4と熱結合しておかないといけないけどこいつらを
ちょっと離して配置してしまうという素人的な作り方をしてしまっているのでこうなるorz
R6,R7をショートさせても最終段に20mA程度流れており、熱もかなり収まったのでとりあえず良しとする。
どうせT1専用で電流食わないので20mAでも十分だろう。

④は面倒臭がってやってなかったけどノイズ取りのために念のため入れる。容量が大きいコンデンサ
ばかり使っているので電源用のコンデンサにはきちんと入れておくべきだった。今回は音質調整も兼ねて
カップリングにも0.1uFをパラってみた。音質的にはやや落ち着いた方向にシフトし、T1では聴きやすい
音になったと思う。本当は0.01uFとか1000pFとかもパラって音を確認しようと思ったけど面倒だったので
今回はやらなかった。


後やりたいところは差動回路の定電流部分とかQ21周辺のリップルフィルタ辺りをもう少し弄ってみたい。
R24を大きくしたり小さくしたりとか。

なんにせよ1年前に作った時に比べてDAC+バランスアンプの組み合わせで音場も広くなり、音の分離感、
音の実体感、音数も増えたと思う。
T1は繊細な音を出す反面ちょっと音にパワーが足りないのでもう少し低域方向に音を偏らせたい。

ポストフィルタの定数を変えてみる [Renew DAC9018D]

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DAC9018Dを色々弄っているついでにフィルタの定数も変えようと思っている。
かにさんの差動合成回路の定数をそのまま使っていたが、入力抵抗値が低く、若干DACにとっては負荷的に
重そうだったのでカットオフやゲインをあまり変えずに抵抗値だけ大きくしてみた。

aaaaaaaa.PNG

カットオフは140kHzぐらい。98ΩはDACの出力抵抗に見立てているので回路自体はそれより右側になる。
またユニバーサル基板で新たにつくるもよし、今の基板の抵抗を引っぺがすもよし。しかし比較をしたいと
なると面倒だけどもう一枚作ったほうがよさそうだ。前回はユニバーサル基板の裏側に銅箔を貼って
GNDをベタアースっぽく作ってみたから今度はPCB基板で作ってみたいなぁ。結局CADか・・・

DAC9018Dの修理とか [Renew DAC9018D]

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最近ClassAAヘッドホンアンプのレイアウト作成をサボっている代わりに昨年作ったバランスヘッドホンアンプとかFujiwara氏のDAC9018Dを色々弄っている。

半年以上前に箱詰めしてから中身を全く触りもしないのもアレかと思って弄り始めると音がコロコロ変わって面白い。


発端はDACの出力のオフセット問題だった。
なぜかLチャンネルだけDACの出力のオフセットがホット、コールドともに40mV近く出ていて差動で見た時に
80mVぐらい出ていた。ぺるけ式平衡アンプは出力にカップリングコンデンサが入っていたからよかったものの
もし他のコンデンサレスのアンプを使っていたら危なかったかもしれない…

DACの出力をフィルタに接続したままで負荷を見せた状態でテスターで測るとDACの出力自体にオフセットが
あったためDACが壊れたのかと一瞬思ったが無負荷で見てみるとオフセットは出ていなかった。ほっ。
そこでフィルタ基板の入力抵抗値を見てみたらLチャンネルのホットだけ若干差があった。半年以上前に
箱詰めした時は問題なかったので回路定数は問題ないはずだしと思って基板をよく見たら隣り合う抵抗の
皮膜が若干くっついてたのでそいつらを物理的に離したら綺麗さっぱり入力抵抗値が元に戻った。

まさか抵抗の皮膜がちょっと触れただけで若干抵抗値が変わってしまうとは思わなかっただけにびっくり。
そうなるとコンデンサとかもスリーブと言えども接触させないほうがいいのだろうか?
このフィルタ基板は抵抗をパラにつけて無理やりちょうどいい定数を作ったりと色々無茶をしていたり
オペアンプの近くに抵抗を配置しているのでオペアンプを何回も交換したりしている時にうっかり手が
抵抗に触れて少し動いてしまったのかもしれない。今後オペアンプを交換する際は十分注意しようと
思う。


その他、ちょうど中身を開けたんだからといって他にもちょこっと弄ってみた。
弄ってみた箇所は下記の通り


①ポストフィルタのオペアンプ交換
②ケースに落とすGND
③コンデンサのスリーブ剥き


まずオペアンプをOPA604に変更してみた。

バランス出力でオペアンプを4回路も使っていたので毎回オペアンプローリングするのに4回路分のオペアンプ
を準備しないといけないので中々他のオペアンプに変更する気になれなかったので放置していたが、DACを
開けたことだし買ってしまえと1回路350円のOPA604を4つ購入。OPA2604は素直な音だとどこかで聞いて
いてさらにショップにチラッと寄ったらそこまで高くなかったのでこいつに決めた。他にももっと安価な
LME79710とかあったけどそれはまた後日買ってみようと思う。

ずっとTHS4631という中々いいお値段のするオペアンプを使用していて、艶感がありエネルギッシュな音で
気に入っていたが若干低音が足らないのと空間表現がT1では微妙な感じだったがOPA604に変えてみると

・艶感がなくなりニュートラル~ややドライな音の質感に変化
・かなり下の低域(超低域?)がTHS4631に比べて出る
・音の輪郭がはっきりし、余計な響きは少なめ
・空間はTHS4631よりやや開放的

といった変化があった。エージングができていないのか聴き始めは高域がやや刺さり気味でいい印象は
なかったが鳴らし込むと中々悪くない。ボーカルに艶感が出てほしいが生音系のソースだと余計な響き
がなくこちらの方が原音性に優れているような気もする。ただ空間表現はそこまで改善せずのっぺり。


次に②のDACのGNDを色々変えてみた。

上記のDACを構成する基板は合計で9枚。

・DAC基板
・USB to I2S基板
・DAC用デジタル電源基板(3.3V)
・DAC用アナログ電源基板 3.3V (Rチャンネル)
・DAC用アナログ電源基板 3.3V (Lチャンネル)
・USB to I2S、LCDディスプレイ用電源基板(5V, 3.3V)
・ポストフィルタ用±15V電源基板(Rチャンネル)
・ポストフィルタ用±15V電源基板(Lチャンネル)
・DAC ポストフィルタ基板

トランスをLとRで分けているので必然的に電源基板も倍になっているすごい贅沢な構成。
これだけ物量を投入しているにもかかわらず音はそんなに良くないという汗

DACの基板がベタアースになっていることもあり当初はDAC基板から筐体にアースを落としていた。
これでも音はそこまで悪いわけじゃないけど弱々しくごちゃごちゃした音に聞こえていたらしい。
1点アースをやめて色々な組み合わせも試してみたが最終的にはポストフィルタに使用する正負15V電源
基板のセンタータップの部分をLch,Rchそれぞれアースに落とすとT1で低音が増え、空間が広くなった。
このへんはよくわかっていないが必ずしもDAC基板をアースに落とさなくても音がよく聞こえるらしい。
後段に接続するアンプとか聞くヘッドホンについても違うと思うのでなんとも言えないが、GNDの取り方を
変えることで多少は音の調整ができるのは確かみたいだ。
今のところOPA604に変更してT1で聞く場合は正負電源基板を基準にGNDを取ったほうが低音が前に
出てくれて空間も広くなりいい音に聞こえる。


③についてはスケルトン抵抗とかあるぐらいだからコンデンサのスリーブ取ったらどうなるかということを
試しにやってみた例。個体電解コンはさすがに剥けなかったが、電源のコンデンサのスリーブを取ったら
やや音の広がりが増えた気がする。プラシーボかもしれないのでなんとも言えないが。それよりもなぜか
DACの筐体の蓋を閉めた音よりも開けた音の方が音の広がりがいいことにびっくり。
シールドという意味では上にも蓋をした方がいいような気もするけどなんでだろう?


と、上記のようにちょこっと手を加えるだけでも音を自分好みに変えることはできそうだ。
自分好みの音に変えるのはどうすればいいかはまだわからないけど色々トライアンドエラーをしてみたい。


そういえばあまりレイアウト作業は進んでいないけどDACのポストフィルタ基板もプリント基板を作ってみる
のもいいかも。さてどうしよう…

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